まずは「リセット」することが重要です
⑴どうやって「リセット」すればよいか。
こうなってしまうと一般的な洗剤では汚れは落ちません。 この場合弊社のような業者ですと「ワックス剥離剤」というのを使います。お宅のキッチンの床にワックスが塗られていなかったとしても…です。 「剥離剤」というだけあって、ワックスはもちろん油汚れなども強力に剥離します。 近年ではホームセンターでも販売されているので誰でも手に入りますし、ご存知だったり既に試された方もいらっしゃるでしょう。
⑵ワックス剥離剤の選び方
ワックス剥離剤には主に「中性」「アルカリ性」の2種類あります。中性の剥離剤は手にも床材にも優しいのですが、その分アルカリ性と比較すると剥離力は劣る傾向にあります。 アルカリ性の剥離剤は剥離力は高い分、手も床材も傷めてしまいます。 アルカリ性剥離剤を使う際はゴム手袋必須です。 キッチンの床がクッションフロアーでしたらアルカリ性剥離剤でも特に気にする必要はありませんが、フローリングの場合、アルカリ性剥離剤を使うと素材を傷めてしまう可能性がありますので「床の素材や汚れ具合」や「ワックスが塗られているか否か」などを基準に選ぶとよいでしょう。
⑶ワックス剥離剤で既存ワックスや汚れを落としてみよう
用意するもの
①剥離剤
②食器洗い用ナイロンタワシ
③タッパー
④バケツ
⑤スクイージー(T字形の水切り)
⑥ウェス(タオル) 2枚(水拭き用・乾拭き用)
⑦ゴム手袋
⑧チリトリ
剥離剤をタッパーなどに移します。 食器洗い用のナイロンタワシなどでキッチンの床に塗り広げ、優しく擦ります。汚れが取れたら剥離剤をスクイージーとチリトリを使ってバケツに回収。水拭き、乾拭き。
以上を手の届く狭い範囲で行い繰り返します。なぜ「狭い範囲」かというと、特にフローリングの場合、フローリング自体が水分や剥離剤からのダメージを受けないように手早く行うのが望ましいからです。 アルカリ性剥離剤の場合は特に、剥離剤を床に塗ったまま放置などは絶対にNGです。ゴム手袋も必須ですよ。
⑷無事に汚れを落とせたら
キッチンの床材がクッションフロアーでしたらこれで完了でも構わないと思います。
キッチンの床材がフローリングの場合、一般的には新たにワックスを塗ることをお勧めするケースなのでしょうが、ワックスだといずれまた同じ状態になってしまいます。 ワックスって、それ自体が汚れを吸着してしまう性格だからです。
ですので弊社では、せっかくキレイになったのであれば「ワックス」ではなく「コーティング」での仕上げをお勧めしております。 コーティングはワックスとは分子構造が違い、ワックスのように汚れを吸着することがないので、この先キッチンの床が汚れても、簡単に落とすことが出来ますし、耐久性もワックスとは比べものにならない高耐久です。 この先ずっとキッチンの床で悩まなくて済むよう、コーティングはお勧めですよ。
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